空調機器や冷凍・冷蔵機器に使用されている冷媒は、
フロンによるオゾン層破壊の問題や、
温室効果の高さによる地球温暖化問題により
様々な規制が設けられ、
R-22等のHCFCは、2020年までの全廃が決定し、
その代替フロンであるR-410a、R-407c等の
HFCも排出削減が求められています。
これらの規制により、現在販売されている
空調機器や冷凍機などに充填されている冷媒も、
オゾン層や温暖化に影響を及ばさないフロンを使用しない
自然冷媒(アンモニア・水・二酸化炭素・炭素水素等)への
転換が進んでいます。
現在販売されている機器類だけでなく、
既に使用中の機器であってもフロン冷媒を抜き取り、
自然冷媒を充填することが可能。
これにより地球環境の保護に貢献することはもちろん、
冷媒としての能力の高い自然冷媒に交換することで
省力化につながるという大きなメリットがあります。
自然冷媒交換作業の様子
空調機器や冷凍冷蔵機器を使用する
ほとんどの施設で実施可能です。
また既に使用中の機器であってもフロン冷媒を抜き取り、
自然冷媒を充填することが可能です。